◎ 2005年・5月 ◎

29日(日) 《 髪を切っ〜た〜わた〜しに〜(だから,止せ!) 》

(タイトルから続く)「違う人みたい」と言う人は,誰もいないと思う(爆)。
散髪したものの,“暴れている”ところをカットした程度で,やはり後ろ髪は長目のままだ。

サイトを立ち上げて間もない頃,BBS上での遣り取りで髪型が話題に上がったことがあった。夏場にスポーツカットにしたことも2度ほどあったが,そこに色付き眼鏡を掛けると,「その方面の方々」風に見えるので以降短くすることはなくなった(^^;)   そんな“会話”だったはず。

後ろ髪を長めにしている理由が二つある。
襟足を短くしていると,髪の毛以外の“くせ”もあって切って数日もすれば「ゴチャゴチャとしてくる」というのが,一つ(-▽-;)
もう一つは,後ろ髪という言葉を使った慣用句に関係した自分なりの思いから。「そうならないように日々気を付けるように」との願掛け的な意味合い・自分に意識させるつもりで,長目に残すようにしているのだが,そのせいで却って引かれるどころか引っかかりまくっているような気もしている(苦笑)

髪全体を短くしないのには,以前にここでも書いたかもしれないが(もはや記憶が曖昧^^;),瀬戸内寂聴尼の講演録を読んで,そこでの言葉が心に残っているということもある。
「髪というのは煩悩のレーダーみたいなところがあって,剃髪すると見た目だけでなく色恋沙汰への気持ちなどが実に“さっぱり”します」   そんな内容だった。
自分にすれば,煩悩に囚われたいとか色恋沙汰で身を焦がしたいとかいうのではない(それはそれで,いいかもしれん^^;)。あまりにさっぱりしてしまうと,あたラムへの気持ちが萎えてしまう…とまでは行かなくても,自分なりに彼らの姿を描いてみたいという想いが失せてしまうのではないか?そんな根拠のない臆病があったりする(>_<)
   兎も角,今のところ彼らの姿を妄想するのを止めたいとは思わないのである(笑)


【 拍手レス 】
N様:新PCゲット,おめでとうございます☆セットアップ,お疲れさまでした( ^-^)_旦~
自力作業を成し遂げられたのも,想いの強さあればこそではないかと(>_<)b これでさらに世界を広げられますねv 差し当たっては,某サイト様素敵企画に向けての作業を思い存分に♪



27日(金) 《 ○○○と呼んでっ!》

帰宅し門の前に立って気付く。「職場に鍵を忘れた…」
取りに引き返しても10分とかからないが,頭と脚の方はそれを拒んでいる。
仕方がないので門扉をよじ登って中に入り,スペアキーで解錠して事なきを得た。知らない人の目には完璧に空き巣狙いだが,こちらは自分ちだという気持ちから心まずさは一切無し。
むしろ,寄りにも寄って我が家の鍵を…の情けなさが先に立つ(T▽T)
先週まで張り詰めていたものが緩んだせいか,どうも今週は心身ともにお疲れモードになっているようだ(汗)

この週末中には散髪せねば。随分と後ろ髪が長くなって,ハネた時には見た目の鬱陶しさときたらなかなかのものである(^_^;)
この髪型のせいで,職場内では一部関係者の間で「ベートーベン」と呼ばれているらしい(笑)
偉大な音楽家を持ち出してもらえるのは,ある意味でありがたいことではあるが,やはり少しばかり“重い”。
ここは一つ,「ルードウィッヒと呼んでくれvv」(←やめろ!)



25日(水) 《 そこに花はなくとも 》

「緑のステンドグラス」   だと思う。重なり合う肉薄の広葉と,木洩れ日が織り成すハーモニー。
同じようでいて皆どれも違う一枚一枚。初夏の陽射しを背にしたものは,光を柔らかく受け止めながら透き通る輝きを放つ。陰になったものは,光を浴びた葉とのコントラストによって,輝きを一層際立たせつつ己の存在を確かに主張している。

「白鍵と黒鍵のように人も生きていけたら…」とポールは歌った。
そのレベルで語るつもりはない。それでも,ピアノのようにメロディーを奏でない葉でも素敵に煌めくことは出来る。それに気付かず通り過ぎる人はいても,その美しさの意味がなくなったり損なわれたりするわけではない   そうも思う。
…眩しい陽射しに包まれた初夏の昼下がり,木陰での戯言。


【 拍手レス 】
N様:勿体ないコメント,恐縮です(^^) 件のパン屋さんのようなサイト…小麦の味を生かすように生地をよく練り上げて,じんわりとした焼き上がり。見映えはオシャレじゃなくても,トーストの加減とバターの塗り次第で美味いホットケーキのような味のする食パン…そんな作品を目標に精進したいです☆


24日(火) 《 おったまげ 》

夜,台所流しにヤモリを発見!
サブロクの軽トラすら通れんような町道を挟んだ向かいが,旧家庭の竹藪になっているので,夏場にゴキや何対の脚があるのか分からんような虫が出てきても慣れっこではある(無論,気味は良くない-▽-;)。が,何故よりにもよってコイツが?(@_@;)
ヤモリは「家守」とも書くので撃退する気にはなれず,取り敢えずは“そのまま”にして台所の灯りを消す。明日もヤツはそこにいるのだろうか…?^^;)

こういった日記を書くと,「コイツ(=平氏源太)は,一体どんな所で暮らしとるんじゃ?」と訝しがられる方もおいでになるかもしれない(>_<)。
人里離れたような場所どころか,二軒隣りには県道沿いに結構繁盛している肉屋さんが住居兼店舗を構えているし,歩いて2分の所には,町内でも贔屓衆が多いパン屋さんが(若旦那が同級生。私も毎週土曜に足を運ぶ^^)。
都会暮らしの人が経験しないことが日常茶飯事になっているような場所では決して,ない(笑)
それどころか,GW中には歩いて5分とかからない所(つまり職場よりも近い所)にスーパーやホームセンター,チェーン型家電品店,薬局,ファミレスに回転寿司,コンビニなどが集合した形で「○○タウン」と銘打ち,ちょっとした郊外型店舗エリアを形作っている。
その代わり,以前同じ場所にあり,古くから町に根付いた産業の一角を担っていた全国規模の繊維メーカーの工場が姿を消した。

島の人口は減少の一途を辿っていて,昔から親しまれていた“隣の店”は次々と姿を消している。職場の近所でも,1軒の青果店が店終いをした。時代の流れと言えばそれまでか…。
個人的には,ミリペンやドラフティング・テープを気軽に注文できる文具店が,島内で1軒だけになってしまったのが非常に淋しい(T_T)
同級生の家族が営むパン屋さんには,これからも忙しい日々が続いて欲しいと思っている。明日に限らず,ずっとそこに店があって,朝夕には何ともいい匂いが流れているように…。

【 拍手レス 】

J様:TOPと拍手絵にコメント,ありがとうございます♪
昨日の日記のワンフレーズ,仰るように件の名作からです(^^) Jさんのように,いつでも前を見続けることを忘れないことって,一つの誇りになると思っています☆

N様:「生きること」の意味,大仰ではないけれど深いものを感じます。今,Nさんがオン・オフともに素敵に“生きて”らっしゃるのは,誰もが思うことかと♪
拍手絵。日記と繋げてくださり,ありがとうございます/// 自分が出来なかったことも,彼ならやっていてくれるという想い,ありました。たとえ面白可笑しさを含んだ形になっても(^^)



23日(月) 《 1日過ぎて 》

丸1日仕事だった昨日の振替休み。1週間が長かっただけに久方ぶりのリラックス(^^)
その昨日を振り返ってみる。

集団・仲間がある一つのことに取り組み,結果そのものは必ずしも満点と言いきれなくても,置かれた状況下それぞれがベストを目指して力を注ぎ,コトの後(なんちゅう〜表現じゃ!)で互いに労い合える…そんな時の酒は,やはり「美味い♪」(笑)
積み重ねてきた歳のせいだけでなく,普段一切アルコールを口にしない生活なのも手伝い,二次会を終えた時には完璧にスリーピー。“おねえさんの待つ店”を目指した同僚と別れて,帰途に(信じる信じないは,この日記を読んだ方次第^^;)。この季節には珍しく,ひんやりしていた夜風が心地良かった。

父母ともに鬼籍に入った今では,命を授けてくれたことを直接感謝する術を持たない。
自分の仕事→この日にやったこと・この日に備えて積み重ねたことが,自分がいる同じ場に関わった人たちにとって影ながらも支え・助けとして機能したのを,ちゃんと実感できた。その嬉しさを噛み締められた。
このことが(詭弁かもしれないが),ある意味で一つの恩返しになると思う。

「父が残した熱い想い」と「母がくれた眼差し」   向ける相手や中身が違うものだとしても,自分の両親の息子として生を受けたこと・今まで積み重ねてきた歳月,その中で出逢った人たちへの感謝とともに,自分自身や自分のしたこと・することに小さくとも誇りを。
それは人と比べて云々とかではなく,あくまで自分の胸の中で   そう思えた5月22日。



19日(木) 《 海の男でもないし,艦隊勤務もしてないが 》

12時間以上就労が毎日のことになると,不思議なものでそれが当たり前に感じられてくる。つくづく人間は“環境の動物”だと思う(苦笑)。

今週に入って,晴れた時には俄然陽射しが強くなった。コントラストのキツい初夏の日中は,色付き眼鏡が欠かせない(注:色眼鏡ではない^^;)。因果なもので,こういう時期に外回りの仕事が増える。この数日で顔やら腕はすっかり夏色になり,脚や腹と比べたらコントラストはなかなかのものだ(笑)。
…もう少ししたら,鼻や顎の先あたりが心配になってくる。

月月火水木金金。明日は実質的にまだ木曜か?^_^;)
細かな詰めの段階になり,今が踏ん張りどころ   「週末の酒は美味いぞ///」


【 拍手レス 】

N様:えっ,当方の見る目にドキドキ&ビクビク?^^) ご安心を。素敵な女性には“からっきし”もしくはヘタレなのが,この管理人ですから☆



15日(日) 《 生きてます(^^;)ゞ 》

メシは美味いし,仕事はしんどいながらもそれ以上に充実感を味わうことが続いている。
ちと寝不足気味かなとは感じるけれど(^^;)
次の週は週末のイベント的な仕事で,いつもより1週間が長くなる上,毎日の疲れも加速するだろうけど(汗),やり終えた達成感と解放感を味わえることを励みに「頑張れ,俺!」

自分ちのことは勿論,お気に入りサイト様・お得意様を忘れてなんかいませんぜ,旦那(^_-)
(↑ と言うより,忘れること自体コイツにゃ無理だね!:笑)
そんな中,二児の母さんにいただいた未来編話。頂戴してから暫し間を開けちゃいましたが,
この週末を使ってアップすることが出来ました(^o^) それはもう,ホッと和めること請け合いの素敵なSSですから,是非ご一読を///

【 拍手レス 】

拙文やTOP絵に嬉しいコメント,ありがとうございますvv 私自身,TOP絵で和んでます♪
テンは,あたるにフライパンですっ飛ばされて以来,毎年忘れずきちんとカーネーションを買って母さんに渡しているでしょうね   きちんと(^^)



10日(火) 《 人生,楽ありゃ苦もあるさ 》

先々週の同じ曜日同様,高松への出張。
今回は下船してサンポートから玉藻公園前を通り,県民ホールへ徒歩で移動。駅前広場からスクランブル交差点を横断する待ち時間,中央通り分離帯のクスノキ並木を暫し眺める。今は若葉が一番眩しく,街並みに見事に映える時期だと思う♪

午前を終わり,少し移動したところにある県総合歴史博物館へ。以前,管理人G様も足を運ばれているが,私は鎧の試着はしていない(笑)。午後からの報告会的な仕事のためだ。
建物が面した通りはこぢんまりしているが,こちらの街路樹(ケヤキ)の緑も眼に嬉しい☆
通りが一望できる館内の喫茶室で昼食。やはり私と同じ仕事で来ている人が何人も利用しているので,かなりお年を召したご婦人と相席になった。こんな場合,“お相手”は年齢なら同年代以下がやっぱり嬉しいので,今日は完全にランチに集中する(つくづく,この野郎は…^^;)。
オーダーしたのは日替わりランチ。元々年配者の利用が多いのだろうか?薄味好みな私が「薄い」と感じた味付け。更に,付き出しには切り干しダイコンの煮付けが添えられていた…。

それにしても,ホールや地下講堂といった窓のない場所で日がな一日報告を聞くというのは,どこか拷問めいたものを感じる(苦笑)。あ〜,腰が…(-▽-;)

高松市内で街路樹の新緑を写したかったけれど,携帯のカメラがオマケ程度にしか写せないスペックなので断念。
代わりと言ってはナンだが,早朝に拙宅の庭先で撮った薔薇を。蕾から咲き始めの頃は黄色の花片が,開くにつれて赤味が深まる。手入れもロクにしていないし,他の木が覆い被さるように枝を伸ばす中でも,「私を見て〜」と言わんばかり(笑)
花屋さんで売られている薔薇には関心ないけれど,コイツはどこか可愛く思えたりして(アブナいな〜^^;)。

花絡みで私信。N様,先月アップした白い花に関する情報ありがとうございましたvv いろいろ勉強になりました。Mi様にもよろしくお伝えください☆



8日(日) 《 母の日(の出来事ではないけれど) 》

GWに入る直前,職場で旧友S氏のお母さんとお会いする機会があった。久しぶりなんてもんじゃないくらい長らくお目に掛かってなかった上,本当に偶然のことだったので,先方も当方もビックリ(笑)。一緒に宅録をしていた高校・学生時代,互いの家に立ち寄った際には,何かと全日こもりっきりで録音してたものだから(確かにオ●クだ^^;),本当にお世話になった。
やっぱりお年を召したなぁとは思ったものの,シャキシャキッと明るい“母ちゃんっぷり”(今では“おばあちゃんっぷり”と書いた方が正解か^^)は少しも変わっていないご様子。S氏や彼の妹さんご家族のことで暫し歓談。
S氏の単身赴任が終わったことや娘さんの進学など,こちらが予想外に彼の近況を知っていたので「割としょっちゅう連絡取り合っとるん?」と尋ねられ,「いえ,それほどでも」。彼や奥様のサイト日記を読んでますのでと返事しても良かったのだが,彼のサイト運営をご存じないのだったら,敢えて触れない方が賢明だろうし(笑)

短いながらこちらの近況も気遣ってくださる言葉を頂戴し,恐縮至極(^^;) 他界した母とは明らかに違う性格の方なのだが,何やら亡き母に代わって『しっかりやりぃよ』と背中をトンと叩かれたような気になった。
よく言われる「親から見れば,大人になっても子は子」   世代間にも言えるよなぁ…(^^;)
他人だろうと息子の友ならば「息子に近い位置」で見てくれる“親心”に感謝。

今後も“S氏抜き”でお会いする機会があるかもしれないが,『これからも,お元気で。』
暫しの間とは言え,すっかり息子気分に帰っていた職場の一室から先方が出て行かれた時,そう思っていた。

【 拍手レス 】
E様:今回のネタを書こうとした前日に拍手を頂戴したこと,不思議なご縁を感じずにはいられません。「こどもの日」の絵へのコメント,どうもありがとうございますvv
Tシャツやトレーナーの文字。うる星ソングかBeatlesナンバーから引っ張ってきますが,今回は子供たちが主役だったので,ポールによる件のものに即決めでした(^^)
美湖都の手。甲の“てんてん”に目を着けてくださるとは,さすが“ベテラン母さん”なE様ですな。^^ 赤ちゃんや小さな子が頼って握って来る時の手の感触には,独特の安らぎ・愛おしさを感じます。大人の女性の手を握る時の嬉しさとは,また別次元で☆(←もしも〜し?^^;)


5日(木) 《 こどもの日 》

   ということで,真優香と大国そして美湖都(みこと:因しの第二子)を。
この日ぐらいは幼子萌えしても(?)大目に見てもらえるだろう。←そんな日じゃないって!^^;

赤ちゃん描くのって,難しい(^^;)。

ヒロがお兄ちゃんらしくなるのは自然なこととして(美湖都にヤキモチ妬いて幼児退行…ということも考えられるけど:笑),真優香にもどこかしらお姉ちゃんっぽさを感じるのは,描いた本人の思い入れゆえ?^^


【 拍手レス 】
こちらこそ,いただいたコメントに元気を頂戴しています☆ どうも,ありがとうございます///



4日(水) 《 xyz 》

といっても,シティ・ハンターへの依頼暗号ではないし,“後がない”ことの隠語でもない(笑)。
二次創作に限らず趣味や道楽   ともに息抜きとしてのレジャーではなく,結果以前の過程にのめり込めるもの   の“宝探しベクトル”のようなものが,ふと浮かんできたのだ。
ある意味で,何とも目出度い頭をしていると思う(^^;)

xは広がり → 幾つものジャンルorフィールド,その連続と考える。アニコミ,音楽,文学という大きく括る範囲があれば,更にその中でうる星やめぞん,らんまといった作家別で捉えられる範囲もあるし,各作品ごとで占められる点の部分がある。作家とは無関係に作品の“カラー”によって点を並べ替えて異なる軸を組むことも出来るだろう。
yは奥行き → 同じ作品でも,何にどうスポットを当てるか…その“切り口”が並ぶ軸と考える。アニコミなら特定のキャラやCPを指すこともあるが,ラブ系とかパロ系,データ分析や考察といった“大きな方向性”に当たるものも,この軸になると思う。
もう一つのzは深さ → 文字通り「どれだけ掘り下げているか」に当たる軸だろう。絵や文章としてのテクなどの技術的な側面と,y軸で選んだキャラやCPに向ける愛情・思い入れといったハートの側面,その二つで編み込まれるところがあると考える(DNAのような二重螺旋構造とは違う造りをしているはずだが:笑)

x,y,そしてzのテクの側面にはまったくの別作品との間でもオーバーラップする部分が存在可能だし,事実そのような形で愉しまれている方は多い。
“問題”なのは,zのハート面だろう。
何某かの形で目に見えるようになるところはあるが,yの捉え方が傍目には判らないくらいに作り手と受取手の間で微妙にズレただけで,両者間の意思疎通を阻むことすらある。y軸の範囲が狭く,小さな点に絞られたような形でしか存在しないのなら,その可能性は何倍にも跳ね上がることになる。穴が狭く深くなるほど,掘り出したものをかざして見せたつもりでも,外からはその全体像が見えないことが多くなるのだ。
まして作り手側が込める気持ちの部分に至ると,よほどシンクロするハートや眼を持つ相手がいなければ,汲み取ってもらうことを期待するのは無謀に等しい。

一つの穴だけを深く掘ろうが広く掘ろうが,逆に違った穴をあちこちに同時進行的に掘っても,外から関心を寄せて声を掛けてくれる人がいれば,掘る手には一層力がこもるのは事実だ。逆に誰からも見向きもされなくなれば,掘る動きも鈍る。その辺に違いはないと思う。
ただ…どの探し方が一番だとか優れているとか本来比較するようなものではない(客観的に優劣を決めるとすればxyzの積によってであろうが,zのハート面全てが見てもらえるわけでもない。いきおい,yやzのテク面のウェイトが大きくなる)。
プロやそれに準じる世界なら話は違ってくるだろうが,こと休日レベルでの尼…いやアマ活動の範疇なら,自分が一番納得できる宝探しをするのが,自分にとっても傍から見守ってくれる人,さらに時々穴を覗いて声を掛けてくれる人(どこかアヤしい言い回しだ:笑)にとっても,結局はベターな方向へ進むことに繋がるのだと思う。今さら何を言わんや,だが。

深く掘り下げることで,より強い思い入れを注ぐことで,自分が掘った穴から抜け出せないばかりか周りから崩れてきた土砂に首まで埋まってしまうのは行き過ぎだし,いただけないことなのだろう(苦笑)。それも納得できる。
が,自分なりの宝を探し当てようとして結局見つけられずに終わったとしても,やろうと決めたやり方と不本意で続けてしまった方法との間では,後の心残りが全然違ってくることだろう。

「この壺は,置物にも痰壺にもなるよ…」
以前に某管理人様が紹介されていた“死に様占い”をやってみた時の「いまわの際の一言」が,これだった(発掘か何かに命をかけた一生の末,現場で命を落とすそうな^^;)。
見る人によっては宝物になり,別の人の目には単なる日常の道具   拙作未来編の世界自体がこんな感じだとしたら,それで十分だと思う。一個人の想いの形(それも偉大な作品の力を借りた二次創作作品)が目にしてくれた人のうち,誰かの心の宝…とまでは行かなくても気持ちを飾れるようなら,とても有り難いことだ☆

自分には表す人というより探し求める人の方がしっくり来ると以前から感じていた。その意識は最近も薄れていない。いや,むしろ強まっているかもしれない。大抵のことにはスチャラカで優柔不断なのに,こと道楽では遊びの部分がない=融通が利かない“頑固なおっさん”になってしまう。フィールドは相変わらず狭く,穴は深まるばかりである。困ったもんだ(笑)
それでいて,やりたいことがまだ残っているどころか,気が付いたら増えているような勢いだ。
描くことは進んでいないのに,(自分が見てみたい)アイデアの方は少しずつながら湧いて来るのだから,それも当たり前と言えば当たり前の話(>▽<)ゞ
   サイト上に限らず,いまわの際など当分迎えたくはない。


【 拍手レス 】
あたるの母さんへのラブ・コール,ありがとうございます☆
かなりの隠れファンがいることは以前から判ってましたが(管理人もその一人かも:笑),拙作に向けてこうやって実際にお声を伺うのは“嬉しい驚き”です。
   「できれば」の件,拙作中ではオッズ50倍以上くらいに期待薄かと^^;



2日(月) 《 GW狭間のミニ・オフ会 》

【 拍手レス 】
TOP絵に泣いてくださったり,拍手絵に笑ってくださったり(今回は“母さん”がメインなので,あたるはこちらで登場してもらいました^^),沢山の拍手どうもありがとうございます☆


ちひろ展   うる星とこのサイトでのご縁から有り難い情報を寄せてくださった二児の母さんのご厚意に甘える形で,ミニ・オフ会を兼ねてご一緒させていただきました♪

殆どが子供が主役の絵でしたが有名な話の挿絵もあり,ハイジのそれは,遠目から見ても即あの“おじいさん”と判るものでした。高畑・宮崎両氏は,ちひろのハイジ絵からキャラデしたに違いありません(笑)
作品を見ていくうちに,拙作未来編を広げたり深めたりすることに繋がるエネルギーを感じ取ろうなんて,ある意味さもしい思い(苦笑)はすっかり頭からすっ飛んでいました。
ただ,絵から自分なりに“素敵な何か(温かさとか優しさといった言葉では一括りにできない,もっと大きなもの)”を感じるだけで,心は満足・幸福状態(^^)。中には,それこそ突き刺さるものをビシバシ浴びる絵もあるのですが,ここでは深く触れずに,今は見てきた絵の余韻に浸っていたいと思います(書き始めると長引くなんてもんじゃないし…^^;)。
展示会場から階下に降りるエレベーター。ベビーカーに乗った赤ちゃんがご両親に連れられ乗ってきた時,思わず目が行き,その可愛さにちひろの描く赤ちゃんとイメージがダブって見えました(笑)。私がコレですから,二児の母さんは言わずもがなだったようです(^_^)

直接お会いするのは初めてなのに,どこかそんな気がしない   今までのオフ会でも経験していた感覚ですが,二児の母さんとも同様でした。^^
「明るい笑顔がチャーミングで優しく元気な若々しいお母さん」といった,当方を含めいろんなサイト上での今までのご活躍の様子に相応しい印象の方ですvv
これまで参加したオフ会と全然違っていたのは,終日二人きり(!)で傍目から見たらオフ会というよりはデート状態(*^_^*)。あたるがラムちゃんに問い質した内容に当てはめても,確かにそうなりますが…。二児の母さんご本人の名誉のため断っておくと,終始あたラムスキー同士ペースなデートでした(笑)。
ランチで入ったアメリカン・サンド屋では2時間近くうる星話で盛り上がったり,梅田の交差点を渡りながらの話の最中に,かつての地下街の圧迫感と道行く綺麗なお姉さんの多さのことで終太郎を引き合いに出したり。二次創作やサイトにも話題が及ぶ,予想通り(?)の“濃い”話が続き,限られた時間が本当にあっと言う間に過ぎ去っていきました(>▽<)
素晴らしい時間をご一緒していただけたお礼を述べるとともに,この夏ちび。さんと綾都さんが主催される関西オフ会での再会を約束して船上の人となった当方でしたが,お別れする際に「出来ればあと1時間,いや30分でも…」と後ろ髪引かれる想いを抱えたのは,るみけ後のお茶会途中で参加された皆さんとお別れした時と変わりありませんでした(T▽T)

…ん。夏を楽しみに,またオンもオフも頑張ろう!



1日(日) 《 明日,8時ちょうど…より少し前,ちょっとした旅に出ます 》

今回のTOP絵,入口お知らせにも書いた某著名絵本作家の作品世界を自分がどう見ているのかが丸見え^^; …とは言え,我ながら「この空気を暫く感じていたい」と思えて,じんわりと嬉しかったりする♪(←早い話が,母娘バカの自画自賛:笑)
件の言葉。子供のそれは誰の耳にも心地良く響くが,大の男が口にするならスナックで勘定払う時のセリフになってしまうぞと思ってみたり…シチュ次第では,それも面白いけど(^_^;)。

拍手絵では,あたるの母さん   「存在感あるな〜」。この人を描く度,そう思う。
拙作に出てもらうのは漸く3回目だが,あたると二人並べただけで親子漫才っぽくなるのは,この人が本来(オリジナルで)持っているキャラとしての魅力から来ていることに間違いない。この母にしてこの息子あり,といったところか(^^) …となると,味わい深さでは父さんか?
初期の原作中,親子3人でお互いに揶揄するシーンもあったりしたが(当人たちは至って真剣→ それが傍目には喜劇そのもの:笑),やはりあの両親がいたからこそ,諸星あたる・その人の味わいが生まれたのだと思う。
   で,磨きを掛けたのはラムちゃんだな。うん(結局,自己完結^^;)


絶対に届かない高み・追い着けない背中。明日見てこようとするのは,そんな世界の一つ。でも仰々しさは微塵もなくて,それこそ小さな子どもを優しく包み込むような雰囲気に満ち溢れていて…あ〜,ごちゃごちゃ考えるのは野暮もいいところ(>▽<) 理屈で眺めるんじゃなくて,気持ちで感じてこよう☆
   “ドキがムネムネし通し”な1日になるな〜vv