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これが,大太鼓台。 四方に一人ずつ乗って,4人で打ちます。 (地域によっては,8人打ちの太鼓台もあります。 ちなみに小太鼓は2人で打ちます。) この写真は,“馬場”と呼ばれる一般の人が 見物するための広い場所で普通に担いだ状態。 一般道での移動には,台車に載せて引きます。 (舟に載せて海から運び込む地域もあります!) |
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肩より高い位置に担ぎ上げたところ。 この時,担ぎ手の間で「えい,しゃ〜しゃ〜げ!」 と掛け声が上がります。 この掛け声から,太鼓台を担ぎ上げることを 「しゃしゃげる」「しゃしゃげする」と言ったりします。 |
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正面からの1コマ。 「しゃしゃげ」の状態から,まるで転がすように 左右に大きく揺すっています。 この時,横に渡した担ぎ棒の先端が地面に 触れてしまうのは,下手な担ぎ方と見なされます(>_<) 勿論,この間も太鼓は打ち続けられています。 (乗り物酔いしやすい体質では,務まりません^^;) |
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担ぎ手の中でも華とされるのが,横棒の持ち手。 左右どちらの側も,下になった時は“支えの要”として, 上になった時は“纏持ち”のような立場として, 見物している人々からの注目を浴びます。 その分,一番危険な役割でもあるわけで, 台が自分の側に横倒しになると下敷きになり, 大ケガを負ったり時には亡くなる人もいたりします。 私が子供の頃,とある地区のお祭りの荒っぽさは有名で, 太鼓台同士をケンカ御輿のようにぶつけ合い, 間に挟まれて亡くなってしまう方が出るのは 必ずといっていいほどでした。 (今では“ケンカ”そのものは禁止されています) |